2012年01月29日

1941

これはなぜか大好きな映画なんだよね。・゚・(ノ∀`)・゚・。

1941

スピルバーグ監督の1979年度作品。
ジョーズ、未知との遭遇と立て続けにヒットさせ、今日でも大巨匠と言われるあのスピルバーグの
大失敗作と言われる映画である。
スピルバーグ本人にしてもう二度とコメディは撮らないと言わせた興行的失敗作。
確かにコメディってツボにはまれば面白いけどはずれるとつまらないままだもんね。・゚・(ノ∀`)・゚・。

けどオレはオープニングからニヤニヤしっぱなしだったなw

物語は日本が真珠湾攻撃をした6日後のアメリカ本土・カリフォルニア。
ハワイの奇襲作戦の次はアメリカ本土じゃないかと不安になってる時の話である。
で、最初からスピルバーグ本人によるジョーズのパロディ。ご丁寧にジョーズのオープニングで最初に犠牲になる女優さんを起用。
有名なジョーズのテーマソングとともに現れたのは、巨大なサメのかわりに日本の潜水艦の潜望鏡だった。


ここに乗っているのはなんと三船敏郎演じる潜水艦艦長と、ドラキュラ俳優でおなじみのクリストファーリー演じるドイツ将校!
1941
三船敏郎はこのあと最後まで日本語で台詞をいい、ピーターカッシングはドイツ語で台詞を言う。
この二人の会話に通訳はない。なぜなら日本とドイツは同盟国だから言葉が通じると言う無茶苦茶な設定になっているからだw
三船はアメリカ本土の攻撃目標をハリウッドに決めた。
軍事的意味はないが、ハリウッドを攻撃することでアメリカ人の戦闘意欲を喪失させるのが狙い。
しかし羅針盤が壊れてしまい攻撃目標はおろかどこにいるのかわからなくなってしまい…

一方カリフォルニアでは国民の不安に応えるため要所要所に対空防衛措置をはじめていた。
そこに向かっていたのはアメリカ空軍のエース?空で道に迷った我らがジョンベルーシであるw


役者が揃ったところで物語は進んでいく。
ここでこの映画が面白いと思えるか思えないかの差について語ろう。
パロディでコメディで当然フィクションなのだが、この話がほぼ実話であるということなのだw
昨年公開された世界侵略:ロサンゼルス決戦というSF映画もある。これは侵略してきたのは宇宙人。
ただし、このロサンゼルス決戦というのは本当にあった話なのである。
1942年にロサンゼルス上空に日本軍と思われる謎の未確認飛行物体が飛来し、アメリカ軍はこれをスクランブルと対空砲火で応戦したのだが…
実はそんな事実はなく、アメリカの事実誤認と本土攻撃に対する不安と恐怖による誤射であったのだ。
こんな事知ってるとまたまた面白く見れるはずであるw

しかし1941年、戦時中の悲惨な日本と裏腹にいかにアメリカらしい日常であろうか。
恋にダンスパーティにディズニー映画「ダンボ」のロードショウ。
はたまたジョンベルーシーの乗る戦闘機P-40ウォーフォークのお馴染みのペイント。
1941
軍用なのにシャークマウスのペインティングなんて遊び心…

こりゃ日本かなわないわな。・゚・(ノ∀`)・゚・。

なんにしろ楽しい映画である。
見たことない人にはゼヒ見ていただきたい作品ですw




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Posted by はんく・シュンタナ at 03:50│Comments(0)映画の話
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